Kafuu photo and diary.

自然と共に生きている男の写真だったり日記だったり。

ツェルト!ツェルト!ツェルト!っていう話。

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「どんな山でもツェルトがあれば大丈夫だよ~」なんてウルトラライト登山を気取った若造がいたら、ぶん殴ってやりなさい。っと言いながらツェルト泊しているカフーです。

はい。どうぞその振り上げた拳をお納めくださいm(__)m

 

って事で今日のブログは登山用品の『ツェルト』について!

登山をやらない方からすると、あまり馴染みのない道具かもしれませんが…。簡単にいうとツェルトとは非常用の軽量テントを指します。だから冒頭の写真みたいにテントとしても使用できますし、緊急時はカッパの様にかぶって雨風をしのぐ事もできます。

加えてツェルトは非常に軽量という事もあり、ウルトラライト登山(軽装備登山)が最近流行ってきた(?)せいか、使用している人も少しばかり増えた様な気がします(本当に少しね)。

yamahack.com

 

 「へぇ。ツェルトって便利だね。じゃあ登山始めるから買おうかな」っと思ったそこのアナタ!!甘いっ!!(笑) こんな便利そうに見えるツェルトがあるにも関わらず、未だにテントを使用する人が多いのには理由がある訳で…。その辺のメリット・デメリットを書いていきたいと思います。

 

【ツェルトのメリット】

1.軽い

まずツェルト最大のメリットは軽さです。いつもカフーがお世話になっているモンベルさんの製品で比較すると、ステラリッジテント1(1人用テント)が1.48㎏なのに対し、ツェルトは440gと1㎏も軽い!

登山においてこの軽さというのは、かなりのアドバンテージです。仮に居住性を高めるツェルトポール2種類を加えても総重量は852gなので、この点は圧倒的なメリットだと思います。

 

2.安い

続いてコスパ。先ほどお話したステラリッジテント1が¥39,000なのに対し、ライトツェルトは¥11,700と¥27,300もお安い!しかもモンベルさんは他の登山用品メーカーと比べて良心的な価格ですからね。それも相まってコスパは非常に良いです。

モンベル様、本当にいつもお世話になっております。

 

3.コンパクト

そしてコンパクトというのもメリットの一つ。次の写真を見ていただくとわかるかと思いますが、収納時は500mlペットボトルくらいのサイズになります。これマジで助かる。

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っとメリットだけ書いていくと良い事づくめのツェルト。しかし個人的にはデメリットの方が圧倒的に多い気がします…。そりゃ非常用テントですからね(笑) ツェルト泊やウルトラライト登山をしたいと思う方は、このデメリットを見た上で、よ~~~く考えてからご購入をしていただけたらと思います。

 

【ツェルトのデメリット】

1.結露がすんごい

これね。本当にツェルトは結露がすんごい。どれだけ結露がすごいかというと、夜中の1時頃にツェルトが風で煽られたら、顔面に水しぶきがピシピシ飛んできます。顔に霧吹きかけられてるのと同じレベルです。うん。冷たい。

この点を改善するために結露しにくいGORE-TEX素材を使用したツェルトも販売されていますが、お値段は跳ね上がり、重量も重くなるので「いやもうテント買えよ」ってなります。

 

2.隙間がある

冒頭でお話した通り、ツェルトは緊急時にカッパの様にかぶる使用方法もあるので、1枚のシート状にもなります。んでテントとして使用する時は上手く形を作って、テントの様にする訳です。

だからテントにすると、そこら中に隙間ができてしまい入ってきますよね虫。カフーの経験上、飛行系の進撃はほとんど阻止してくれますが、歩行系の進撃には弱いかと思います。アリとかならまだ可愛いもんなんですが、過去あった事例としてハサミムシ先輩の進撃を許してしまい、更に服の中へ侵入されたことがあります。マジでビビりました。いずれダニも進撃してくるのかなぁ。

まっ。高山なら虫が少ないので問題無いかもしれませんが…。ツーリング等で使いたい方は要注意です。

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3.自立式ではない

これも使ってて不便だな~って思います。普通のテントは骨組によって立体となる自立式なので、ちょっと場所を変えたいなという時は、すぐにテント自体を持ち上げて移動する事ができます。

一方ツェルトは骨組を使わず、ロープで引っ張りテンションをかける事で立体となるので、移動させる場合には「ペグ(杭)を打ち直して~、ロープに結び目作って~、引っ張って~、テンションかけて~、バランスを調整して~」っと結構手間なのです。

この点を改善するために自立式のツェルトも販売されています。っが、お値段が跳ね上がり、重量も重くなるので「いやもうテント買えよ」ってなりました。

 

 【ホントにツェルトで大丈夫ですか?】

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っとここまで書いてきた通り、一見便利そうなツェルトは結構不便ですし、居住性から考えても「山小屋>テント>ツェルト>野宿」になるかなと。私も普段ツェルトを使っていますが、実はバックパックの容量不足やロングルートを行く際の体力を考慮しての選択であり、寝泊りを考えるとやっぱりテントがいいなと思う時が多々あります。

最近ブーム(?)のウルトラライト登山をする方が、ツェルト最強説を唱えているのを聞いて「ちょっとそれ違うんじゃない?」っと思ったので、今回の記事を書いてみました。重量、快適性、価格等々…登山者によって何を優先するかは違ってくるので、否定も肯定もできませんが、少なくともツェルトは最強ではないですよ。むしろ個人的にはデメリットが多いかと思います。

っという事で、最近ちらほら見かける様になったツェルトはこんなもんですよっという事を伝えたかったので、この記事を書いてみたカフーでございました。

 

 

そして最後に。 

 

 

あ~このテントほしい。(←マジでツェルトに謝れ)

webshop.montbell.jp